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データ分析・統計調査レポート

業種別 Googleクチコミ データ分析──「件数」と「星」はどこまで信じられるか

弁護士・税理士・司法書士・クリニック・美容外科の都内1,609事業者のGoogleクチコミを、まったく同じ手法で収集・分析した一次調査の一覧です。「税理士」がもっとも額面注意、「動物病院」がもっとも分布が素直という、業種ごとの違いが見えてきました。

📐 このサイトの立場:各業種の良し悪しを評価するものではありません。マーケティング/データ分析の視点で、Googleクチコミという数字が業種ごとにどう振る舞うかを観察し、匿名集計のみを公開します。
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業種別 指標の横断比較

業種別 Googleクチコミ指標(都内サンプル・2026)
業種事業者数件数中央偏在ジニ星平均捨て垢疑い★5率
弁護士20412件0.74.1436%81%
税理士2246件0.784.6446%95%
司法書士2094件0.794.7445%91%
クリニック19748件0.694.0221%70%
美容外科20796件0.694.2331%75%
整骨院・接骨院194150件0.544.840%87%
歯科17977件0.584.5538%81%
動物病院19559件0.424.3910%69%
捨て垢疑い=生涯クチコミ1件かつ非ローカルガイド(中央値)。各業種名から詳細レポートへ。数値は“疑い”を示す統計指標です。

各業種の詳細レポート

考察コラム(仮説)|サクラ口コミ市場の経済構造と、検出の限界

以下は実測データではなく、観測から導いた解釈です。断定ではありません。

なぜ捨て垢の多い業種と少ない業種があるのでしょうか。操作に使われ得るアカウントの「質」は、業種ごとの事情で変わる可能性があります。

ひとつはGoogleによる削除(消込)の強さです。医療に近い領域ほど審査は厳しいと言われ、安価な使い捨てアカウントは削除されやすく、生き残るのは履歴のある“作り込まれた”アカウント——という淘汰が働くのかもしれません。実際、クリニックや動物病院では使い捨て投稿の割合が低めでした。

もうひとつは単価です。1件の取引額が大きい業種ほど1件の集客が生む利益も大きく、手間のかかる(高コストな)アカウントに投資する合理性が生まれます。相場の決まった業種では、そこまでのコストはかけにくいのかもしれません。つまり「消込の強さ × 単価 × もともとのクチコミ量」で観測される姿が変わる、と読むことができます。あくまで可能性の提示です。

そして根本的な難しさがあります。作り込まれたアカウントは、普段クチコミを書く一般の人と見分けがつかないように作られます。私たちが「本物か作為か区別できない」のと同じ壁に、はるかに多くの情報を持つGoogle自身も直面しています。だからこそ、わかりやすい不正は削除されても、巧妙なものは残り続けます。さらに、私たちが見られるのは「削除を生き残った後」のクチコミであり、見える痕跡は試みられた量の一部にすぎません。

クチコミの件数や星は、こうした見えない力学の上に成り立っています。数字をそのまま信じず、その背後を一歩引いて見ること——本調査群が一貫してお伝えしたいのは、この一点です。

M&A・事業承継の一次調査

公表資料(国税庁法人番号・官報・国交省・厚労省)を機械的に集めて集計し、誰も数えていなかった数字を出したレポートです。

地域・社会の一次調査

公表統計(総務省の選挙結果・国勢調査・課税状況調)を機械的に結合して、地域の構成と社会の動きの対応関係を数えたレポートです。

音楽・文化領域の一次調査

クチコミ調査と同じ方法(公表資料を機械的に集めて集計する)で、クラシック音楽の周辺を調べたレポートです。