「野党は批判ばかりしている」は、事実か

株式会社日本財務戦略センター|独自調査|2026年9月16日公開

「野党は批判ばかりしている」は、事実か

野党は、なぜ政権を追及するのか。国会会議録(衆議院予算委員会と本会議、第207〜221回)と内閣支持率(NHK世論調査)を月ごとに並べ、野党の質問の中身、政権追及が増える条件、審議が止まる条件、議員立法の行方を数えました。そのうえで、国会と選挙で合理的な政権批判が、長い目で野党の政策能力に何をもたらし得るかを、本体記事の選挙データと突き合わせて考えます。2021年10月の岸田内閣発足から2026年9月までの5年分です。

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<a href="https://ai.jfsc.jp/research/yato-tsuikyu-japan/">「野党は批判ばかりしている」は、事実か ── 国会会議録5年分×内閣支持率で数えた|株式会社日本財務戦略センター</a>文章での出典表記:株式会社日本財務戦略センター「「野党は批判ばかりしている」は、事実か ── 国会会議録5年分×内閣支持率で数えた」(2026年9月16日) https://ai.jfsc.jp/research/yato-tsuikyu-japan/
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結論

この調査で数えたこと

内閣支持率と野党の追及比、速記中止の推移(2021年10月〜2026年9月)
図1 内閣支持率と野党の追及比、速記中止の推移(2021年10月〜2026年9月)(クリックで拡大)

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この記事は政党の良し悪しを論じるものではなく、何をどう数えたか、その数字がどこまで言えるかを書いたものです。数字はすべて公開データ(国会会議録検索システム、衆議院の議案情報、NHK世論調査)から機械的に集計し、指標の定義は計算に入る前に固定しました。


1. 何を数えたか ── 語彙を先に固定して、会議録を数える

野党の役割は、政府を監視し、国会で政府を追及して答弁を引き出し、法案や予算を審議し、対案を示し、その材料を次の選挙で有権者に提示することです。本稿はそのうち「国会での政府追及」と「政策の提示」が、野党の質問の中でどんな比率で現れるかを、野党第一党を中心に会派別に数えます。政権交代や野党の選挙戦略そのものは本体記事の側で扱い、ここでは国会での行動を測ります。

対象:衆議院予算委員会の本体(分科会・公聴会を除く)第207〜221回、146会議、発言の全文。衆議院本会議 第205〜221回、248会議。衆議院の議案 第211〜221回、1,498本。内閣支持率と政党支持率はNHKの毎月の世論調査(APPENDIX J)。

追及と政策の語彙:次の語を計算前に固定し、計算後は動かしていません(APPENDIX B)。

政策側の語彙が出たことと、政策を提案したことは別です。質問の中身の測定はこの語彙で行い、政策の行動そのものは議員立法の提出と成立(第9章)で測ります。

追及比=追及語の出現数÷(追及語+政策語)。0なら質問が全部政策の語で、1なら全部追及の語です。質問者の発言だけを数え、大臣・首相の答弁(役職つきの発言)と委員長の議事進行は除きました。会派は届出の会派名を短縮名にまとめ、与党側は第218回までが自民・公明、第219回以降は自民・維新です(APPENDIX B)。

荒れの指標:会議録の地の文にある「〔速記中止〕」の回数、「(発言する者あり)」「(「…」と呼ぶ者あり)」のヤジの印、委員長の「静粛に」、休憩と再開、動議、質問が無く散会した号(空転号)。本会議は不信任決議案・解任決議案の上程、記名投票、討論、議長の制止。

議案:衆議院の議案経過ページから、議案種類(閣法・衆法・参法)、提出会派、衆参の審議結果、公布の有無を取り、成立を「法律番号がある、または衆参とも可決・修正」と定義しました(APPENDIX H)。

この数え方の限界は第11章にまとめます。先に一つだけ。語彙は話題を数えていて、口調は数えていません。政策の話題を否定形で問うても政策語に数えます。

2. 会期ごとに見る ── 追及が増えた会期、静かだった会期

会期ごとに、その会期中の内閣支持率(初月→末月)、予算委員長の所属、野党の質問の追及比、速記中止の回数を並べます。数日で終わった会期(第205・206・209・214・215・220回)は予算委員会の質疑が無いので表から外し、第218回(2025年8月と9月の閉会中審査)は質問が少ないので薄く載せます。

回次会期内閣支持率 初月→末月予算委員長野党の追及比野党第一党速記中止
2072021-12岸田50→50与党0.080.120
2082022-01〜06岸田57→59与党0.080.114
2102022-10〜12岸田38→36与党0.240.431
2112023-01〜06岸田33→43与党0.100.188
2122023-10〜12岸田36→23与党0.180.223
2132024-01〜06岸田26→21与党0.400.481
2162024-11〜12石破41→38野党0.190.282
2172025-01〜06石破39→39野党0.130.1428
2182025-08、09石破38→39野党0.130
2192025-10〜12高市66→64野党0.100.093
2212026-02〜07高市65→58与党0.070.1111

(野党第一党は立憲民主党、第221回は中道改革連合。予算委員長は根本匠・小野寺五典=自民、安住淳・枝野幸男=立憲、坂本哲志=自民)

会期ごとの内閣支持率と野党の追及比 ── 予算委員長の所属で印を分けた
図2 会期ごとの内閣支持率と野党の追及比 ── 予算委員長の所属で印を分けた(クリックで拡大)

表でまず目につくのは、同じ岸田内閣の中の差です。支持率が57〜59だった第208回の追及比は0.08で、高市内閣の第219・221回(0.10・0.07)と変わりません。上がるのは国葬と旧統一教会の第210回(0.24)と、派閥の政治資金の第213回(0.40)で、内閣ではなく会期の状況で決まっています。野党第一党だけで見ても形は同じで、水準が少し高い(0.11〜0.48)。追及の担い手は一貫して第一党でした。

もう一つ、速記中止は追及とは別に動いています。最多の第217回(28回)は追及比0.13で、最も追及が強かった第213回は1回だけ。この違いは第7章で扱います。

3. 追及は何と連動するか ── 水準、落差、そして30%の線

月ごとの追及比(野党第一党)と内閣支持率を、いくつかの取り方で相関させました(予算委員会が開かれた33か月)。

支持率の取り方追及比との相関
その月の水準−0.63
前月比の変化−0.15
3か月の変化−0.41
6か月の変化−0.49
内閣発足時からの変化−0.73
その内閣の最高値からの落差−0.77

月々の上げ下げとはほとんど連動せず、「この内閣はもうどれだけ落ちたか」と最も強く連動します。岸田内閣なら2022年6月の59からの落差、石破内閣なら2025年2月の44からの落差です。変化の加速(変化の変化)は効きません(相関+0.13)。

水準の側には段差があります。

内閣支持率の帯ごとの追及比 ── 30%を割ると跳ねる
図3 内閣支持率の帯ごとの追及比 ── 30%を割ると跳ねる(クリックで拡大)
その月の内閣支持率月数野党第一党の追及比(帯ごとに語数を合算)
30%未満70.44
30〜40%130.23
40〜50%30.15
50%以上100.11

水準に「30%未満」の印を足した回帰では、その印の係数が+0.27(t=2.9)で、説明力が0.42から0.58に上がります。35%で切ると弱まり、40%では効きません。支持率が30%を割ったときに、追及の比率が段階的に上がる、というのがこの5年の形です。

4. 順序 ── 支持率が先か、追及が先か

同じ33か月で、追及比と、前後の月の支持率の変化との相関を並べました。

支持率の変化をどの月で取るか追及比との相関
2か月前の変化−0.17
前月の変化−0.39
同じ月の変化−0.15
翌月の変化+0.07
2か月後の変化+0.16

前月に支持率が落ちていると当月の追及が増え(−0.39)、追及が増えた翌月以降に支持率がさらに落ちる形はありません(+0.07、+0.16)。追及が回復を遅らせている形も見えません。

最も追及が強かった5か月(追及比0.39〜0.76、いずれも派閥の政治資金問題の時期)の後で、支持率がどう動いたかを実測で並べます。

内閣支持率野党の追及比翌月の変化3か月後の変化
2023年12月230.56+3+2
2024年1月260.66−1−3
2024年2月250.390−1
2024年4月230.39+1+2
2024年5月240.76−3+1

翌月の変化の平均は0.0、3か月後は+0.2です。追及が最も強かった局面で、支持率は下がり続けておらず、20台前半で横ばいか小さく戻っています。

派閥の政治資金問題の時期の内閣支持率と追及比
図4 派閥の政治資金問題の時期の内閣支持率と追及比(クリックで拡大)

追及と支持率の相関は強い。ただ、観測できる順序は支持率が先で追及が後であり、追及が支持率を下げたという証拠は、このデータの中にはありません。下がったから追及している、または同じ出来事(閣僚の辞任、政治資金)が支持率を下げ、追及の材料にもなった、のどちらか、あるいは両方が、相関の出所として自然です。与党側の質問でも第213回は追及語が増えている(追及比0.18)ことは、後者を支えます。「追及は支持率に影響しない」とまでは言えません。月次の粗さと33か月の短さでは、影響がゼロだとは言い切れないからです。

5. 誰が追及するのか ── 会派別

会派ごとの追及比を会期で並べます(その会期の質問が2万字以上の会派のみ)。

会派×会期の追及比
図5 会派×会期の追及比(クリックで拡大)
回次内閣支持率立憲国民民主維新共産れいわ有志公明自民
207岸田50→500.120.060.02
208岸田57→590.110.020.050.060.000.030.03
210岸田38→360.430.020.040.120.030.11
211岸田33→430.180.010.030.100.030.010.020.04
212岸田36→230.220.060.070.280.050.03
213岸田26→210.480.280.300.390.300.270.12
216石破41→380.280.090.140.060.06
217石破39→390.140.090.110.190.060.100.070.09
219高市66→640.090.120.050.130.100.110.01
221高市65→580.11(中道)0.040.040.080.04

内閣ごとに字数で重みをつけると、野党全体の追及比は岸田0.20、石破0.14、高市0.08、立憲は0.32→0.17→0.10です。ただしこの内閣別の数字は、支持率が高かった時期と低かった時期を混ぜたものなので、第2章の会期別の方を主に読んでください。

6. テレビに映る場面 ── 首相出席と集中審議

予算委員会の質疑は、首相が出席する日(基本的質疑、集中審議)にNHKのテレビ中継が入るのが通例です。それ以外の日は衆議院のインターネット審議中継で見られますが、テレビには映りません。会議録に「今日はテレビ入りですので」「今日はNHKの中継も入っていますから」と質問者が言う場面が10会議あり、その10会議は全部が首相出席の日でした。「今日はテレビ中継が無い」と言った1会議(2024年3月2日、土曜の集中審議)も首相出席の日だったので、首相出席は中継の必要条件で、十分条件ではありません。以下では首相出席を中継の代理に使います。

場面会議数野党の追及比野党第一党委員長の「静粛に」(1会議あたり)
首相不在320.130.210.7
首相出席・一般質疑480.160.211.3
首相出席・集中審議310.200.252.5
首相出席・集中審議で質問の中身はどう変わるか
図6 首相出席・集中審議で質問の中身はどう変わるか(クリックで拡大)

映る場面ほど追及の比率が上がり、委員長の制止が増えます。集中審議に限ると、ヤジの量と追及比の相関は+0.56(全体では+0.25)です。追及比と支持率の相関はどの区分でも−0.57〜−0.60で同じなので、「映る場面が追及寄り」は支持率とは別の、場面の性質です。

会議録全体で見た野党の質問と、テレビで見た野党の質問は、印象が違って当然、というのがここで言えることです。全体では語彙の84%が政策側ですが、映る場面はその比率が下がり、声が大きくなります。

7. 審議が止まるとき ── 追及とは別の「荒れ」

会議録の「〔速記中止〕」は、審議が止まった印です。会期ごとの回数を1会議あたりにして、追及比と並べます。

回次内閣支持率予算委員長追及比速記中止(1会議あたり)荒れ度(足した値)
207岸田50→50与党0.080.000.08
208岸田57→59与党0.080.180.26
210岸田38→36与党0.240.110.35
211岸田33→43与党0.100.470.57
212岸田36→23与党0.180.300.48
213岸田26→21与党0.400.050.45
216石破41→38野党0.190.330.52
217石破39→39野党0.131.081.21
219高市66→64野党0.100.330.43
221高市65→58与党0.070.650.72

(荒れ度は追及比と速記中止をそのまま足した値。追及比は割合、速記中止は1会議あたりの回数なので、足し算は目安で、順位を見る用途です)

3つの列がそれぞれ会期平均の内閣支持率とどれだけ連動するかも示しておきます。

追及比速記中止荒れ度
会期平均の内閣支持率との相関−0.77+0.11−0.14

数字が負なら「支持率が低い会期ほど大きい」、正なら「高い会期ほど大きい」、0に近ければ関係が無い、と読みます。追及比は支持率と強く連動し、速記中止は連動せず、足した荒れ度は速記中止の回数の方が大きいので連動がほぼ消えます。「国会が荒れているか」を一本の数字で見ると支持率とは関係が無く、追及と議事の停止に分けて初めて、追及の側だけが支持率に連動する、という構図です。

会期ごとの追及比と速記中止
図7 会期ごとの追及比と速記中止(クリックで拡大)

速記中止の中身を会議録で見ると、第217回の28回の大半は、予算委員長(立憲・安住淳氏)が「答弁に満足していないんですか」「速記を止めて」と時計を止めて、答弁のやり直しを求めた場面でした。少数与党で予算そのものが修正協議の対象になり(閣法の修正は59本中12本で全期間の最多)、委員長も野党だった会期です。第221回(与党の坂本委員長)の11回は2026年3月5〜6日にヤジの中で止めたもので、特定の日の紛糾です。追及が最も強かった第213回が最も止まらなかったのは、与党が単独多数で協議の余地が無く、野党の手段が追及に回っていたためと読めます。

速記中止と少数与党(第216・217回)の相関は+0.58、野党委員長との相関は+0.49です。審議が止まるかどうかは、支持率ではなく数の配置と委員長の所属で決まっています。追及と議事の停止は代替関係にあり(相関−0.37)、数が足りないときは追及、数が拮抗するときは運営、という使い分けに見えます。

ヤジと委員長の制止(声の荒れ)も少数与党の会期で増えますが、これは委員会の野党側の出席者が増えることでほぼ説明がつくので、主指標にしていません。休憩の回数(昼休憩を含む)と動議(補正予算の採決日に出る編成替え動議の恒例)も、荒れの指標としては使えませんでした。

8. 本会議 ── 不信任案はいつ出るか

衆議院本会議 第205〜221回の248会議で、内閣不信任決議案の上程は9回、閣僚などの解任決議案の上程は4回でした。

不信任決議案・解任決議案の上程と内閣支持率
図8 不信任決議案・解任決議案の上程と内閣支持率(クリックで拡大)
回次内閣支持率不信任案の上程解任案の上程本会議のヤジの印
208岸田57→591(2022年6月、参院選前)074
211岸田33→432164
212岸田36→232026
213岸田26→2131103
216石破41→380025
217石破39→390163
219高市66→640034
221高市65→580148

不信任案は支持率が20〜30台の岸田内閣の会期に集中し(第211〜213回で7本)、少数与党で可決の可能性があった石破内閣の会期には1本も出ていません。通る可能性のあるときには出さず、通らないときに出す、という形です。本会議のヤジの印も第213回の103回が突出しています。会期末の不信任案は毎年の恒例で、毎年報じられます。

9. 議員立法はどこへ行くか ── 閣法は通り、議員立法は審議されない

衆議院の議案 第211〜221回の1,498本を、種類と提出会派で分けました。

回次内閣閣法(成立率・修正)議員立法(衆法)提出→成立立憲国民民主維新
211岸田62本(95%・修正5)101→1360→019→041→0
212岸田14本(100%・0)101→364→020→148→0
213岸田62本(98%・修正7)127→878→023→055→0
216石破9本(100%・0)27→79→115→25→1
217石破59本(98%・修正1284→1546→240→216→2
219高市11本(100%・修正1)80→547→143→115→1
221高市64本(100%・修正3)38→140(中道へ)22→36→4

(会派の列は、その会派が提出者に入っている衆法の本数→成立数。共同提出は各会派に1回ずつ数える)

議員立法の提出と成立 ── 会派別と会期別
図9 議員立法の提出と成立 ── 会派別と会期別(クリックで拡大)

多数派の下での議員立法は、成立を前提とせず対案を示す機能を持つと言われます。ここではその良し悪しを問わず、「審議されない」という事実だけを書いています。

10. 「野党は批判ばかりしている」は事実か ── 6つの整理

ここまでの数字を、最初の問いに戻して並べます。

  1. 野党は、内閣支持率が低いときには選挙区の構成に関わらず議席を取っています。本体記事(職業で、投票先はどれだけ決まるのか)で示したとおり、2024年に立憲が勝った104選挙区は地域構造では説明できず、野党の伸びは支持率が下がった局面に集中していました(国民民主党の伸びは、支持率が横ばいの局面で+1.4pt、下がった局面で+5.4〜6.8pt)。
  2. だから、支持率が落ちた局面で追及に資源を寄せることには、野党にとって誘因が立ちます。動機そのものは測れませんが、実際に、支持率が落ちた翌月、とくに30%を割った後に追及比が上がっています(第3・4章)。
  3. ただし、追及が支持率を下げたことを示す統計的な証拠はありません。観測できる順序は支持率が先で追及が後、追及が最も強かった5か月の後の支持率は横ばいでした(第4章)。
  4. NHKのテレビ中継が入る場面(首相出席・集中審議)では、野党は追及を強めます。追及比は0.13→0.20、委員長の制止は3.5倍(第6章)。
  5. その結果、有権者の目に入る野党の姿は、会議録全体の姿より追及に寄ります。会議録全体では質問に含まれる語彙の84%が政策側ですが、政策側の仕事は議員立法の98%が審議に至らず、法律になったのは少数与党の1年半だけなので(第9章)、外からは見えません。見える場面は追及で、見えない場面が政策、という非対称が「批判ばかり」の印象を作ります。この記事の数字で言えるのはここまでで、有権者の認識そのものは測っていません。本体記事で立憲民主党の支持が地域構造と結びついておらず(強い変数が11、地図の相関0.41)、2025年に他党へ流出したこととは整合しますが、因果までは言えません。
  6. このデータで野党の政策の成立を最もよく分けていたのは、追及の量でも提出の本数でもなく、議席の配置でした。少数与党の第216〜217回で議員立法の成立率が18〜26%に上がり、閣法の修正も倍になりました(第9章)。

この記事が言えるのは、①〜⑥の観測までです。追及は野党の職務で、その量をどう配分すべきかは、このデータからは出ません。

では、政権批判は間違っているのか ── 短期の合理性と、長期の別の問題

ここまでの数字から「野党は政権批判をやめて政策だけを語るべきだ」と結論づけるのは適切ではありません。政権を監視し、政府の問題を国会で追及し、答弁を引き出し、その材料を次の選挙で有権者に示すことは、議会制民主主義における野党の正当な機能です。予算委員会の速記中止の大半が「答弁のやり直し」を求める場面だったこと(第7章)も、追及が制度の中で果たしている役割を示しています。

短い時間軸で見れば、追及には合理性があります。第10章の①と②のとおり、支持率が落ちた局面で野党は議席を取り、その局面で追及は増えます。

問題になり得るのは、その合理性が長く固定したときです。政権を批判することには、国会でも選挙でも分かりやすい報酬があります。一方で、数年後に実現する政策を設計し、それを実行する人材を育て、財源まで含めて説明することには、同じ程度の短期的な報酬があるとは限りません。その結果、政権を批判する能力は鍛えられても、政権を担ったら何をするかを設計する能力は相対的に育ちにくくなる可能性があります。さらに、政策で新しい支持層を獲得する能力が弱くなれば、党は既存の支持層に依存しやすくなります。すでに支持している層を固める方が、新しい層を政策で取り込むより容易だからです。

これは仮説で、この記事の会議録の数字だけでは検証できません。ただし、本体記事の選挙データには、この仮説と突き合わせられる観測が3つあります。

一つ目は、党と社会層の結びつきが訴えの中身で動くことです。本体記事の7.1で示したとおり、国民民主党と大卒以上率の結びつき(市区町村の相関)は2021年の+0.19から、「手取りを増やす」を前面に出した2024年に+0.54へ倍増し、同じ層をチームみらいと参政党が取りに来た2026年に+0.30へ戻りました。参政党は2025年参院選で訴えの中身を変えた時期に、支持の重心が都市の大卒層から製造・生産工程の層へ移りました。結びつく層は固定ではなく、政策の訴えで強めたり弱めたりできる、という観測です。

二つ目は、追及が最も多い党の支持が地域構造と結びついていないことです。追及の担い手は一貫して野党第一党の立憲民主党でした(第5章)。同じ党を本体記事の側から見ると、5回の選挙で地域属性との結びつきが強い変数は11しかなく(自民50、国民民主51)、結びつきの地図の相関は0.41で最も不安定でした。追及型の党の支持は、どの社会層に根を張っているかが数字に出にくい、という観測です。

三つ目は、支持率が戻ったときに残る票と戻る票があることです。各党の比例得票率を、選挙月の内閣支持率と並べます。

選挙(内閣支持率)2021衆(49)2022参(59)2024衆(44)2025参(31)2026衆(65)
立憲民主党20.012.821.212.5(公明と合流し中道改革連合18.2)
国民民主党4.56.011.312.99.7
日本維新の会14.014.89.47.48.6
参政党3.33.412.57.4
チームみらい2.66.7
自民党34.734.426.721.636.7

立憲民主党は支持率の低い選挙(2024年衆院選)で+8.4pt伸び、支持率が戻る前の2025年参院選でも12.5に戻り、2026年には公明との合流後の中道改革連合が立憲票の約6割しか残しませんでした(本体記事APPENDIX F)。国民民主党は同じ2024年に+5.3pt伸び、支持率が65に戻った2026年でも9.7と、2022年の6.0を上回る水準を保っています。参政党とチームみらいは、支持率が高い2026年にも2022年時点より大きな票を持っています。支持率の低下で得た票は支持率と一緒に戻り、社会層との結びつきを変えて得た票は残りやすい、という観測です。衆院選と参院選では各党の水準が違うので、同じ院どうしで見ても同じ読みになります。衆院選3回で国民民主党は4.5→11.3→9.7と2021年より高い水準を保ち、立憲民主党は20.0→21.2→(合流)。参院選2回で国民民主党は6.0→12.9、立憲民主党は12.8→12.5です。

この3つの観測は、仮説と整合します。政権側の支持率低下によって得られた議席は、支持率が戻れば返りやすい。政策の訴えで社会層との結びつきを動かした党は、支持率が戻っても票を残す。この設計で因果関係を示すことには限界があります。ただ、相関と時期がここまで一致していることから、そのように捉えることは不自然ではないでしょう。国民民主党や参政党を「正しい政党」と評価する話ではなく、既存の野党が取り込めなくなった有権者が別の政策的な選択肢へ移った、という現象の確認です。

政権を批判する能力と、政権を担う能力は別物であり、前者だけでは長期の政党競争を維持しにくいのではないか。この記事で言えるのはここまでで、それを確かめる場は、選挙結果をどの地域・どの社会層から票が動いたかの単位で見る本体記事の側にあります。

コラム:当時の状況 ── 3つの内閣で何が起きていたか

会期表を読むための年表です。評価は書かず、日付と出来事だけを並べます(出典はAPPENDIX K。Wikipedia由来の項目は区別してあります)。

岸田内閣(2021年10月4日〜2024年10月1日):2021年10月31日の衆院選で自民261。2022年7月8日に安倍元首相の銃撃事件、7月10日の参院選で自民63。8月の内閣改造で複数の閣僚が旧統一教会との接点を認め、9月27日に国葬。10月24日に山際経済再生相、11月11日に葉梨法相、11月20日に寺田総務相、12月27日に秋葉復興相が辞任し、2か月で4閣僚が交代。内閣支持率は2022年6月の59から12月の36へ。2023年12月14日、派閥の政治資金パーティーの問題で松野官房長官ら安倍派の4閣僚が辞表を出し、支持率は23へ。2024年1月に岸田派・安倍派・二階派が解散を表明、8月14日に総裁選不出馬を表明。

石破内閣(2024年10月1日〜2025年10月21日):10月27日の衆院選で自公215と過半数233を割り、少数与党に。予算委員長は立憲の安住淳氏。2025年の通常国会では予算が修正協議の対象になり、閣法59本中12本が修正、速記中止は28回。7月20日の参院選で自民39・公明8、非改選を含めても自公は過半数割れ。8月、党内で総裁選の前倒し要求が広がる。党則6条4項は所属国会議員295人と都道府県連代表47人の計342の過半数(172)の要求で総裁選を行うと定め、この規定が使われた前例は無かった(前代未聞)。8月24日の時事通信の調査で21道府県連が前倒しを要求(過半数の24には届かず)、9月6日時点で18都道府県連が機関決定。集計と氏名の公表は9月8日の予定だったが、石破首相は前日の9月7日に退陣を表明。10月4日の総裁選で高市総裁、10月10日に公明党が連立離脱を表明。

高市内閣(2025年10月21日〜):維新との連立(閣外協力)で発足。内閣支持率は11月に66。2026年1月23日の第220回国会の召集日に解散、2月8日の衆院選で自民315(総務省の届出党派別。追加公認を含む報道では316)、中道改革連合49、維新36、国民民主28、参政15、チームみらい11。2月18日に第2次内閣。

11. この数字の読み方(限界)


よくある質問

Q. 野党の質問は本当に8割が政策の話なのですか。

語彙で数えた値です。追及側の語彙17語と政策側の語彙22語を計算前に固定し、野党の質問の中の出現数で比率を取ると、全期間で政策側の語彙が84%でした。質問の本数や時間の84%ではなく、語彙の出現数の比率です。会期別では第213回(政治資金問題)の60%が最低で、それ以外の会期は76〜93%です。口調は数えていないので、政策の話題を批判的に問う質問も政策側に入ります。

Q. 追及が増えると支持率は下がるのですか。

このデータでは、その順序は観測できません。支持率が落ちた翌月に追及が増える相関(−0.39)はありますが、追及が増えた翌月以降に支持率がさらに落ちる相関は無く(+0.07、+0.16)、最も追及が強かった5か月の後の支持率は横ばいでした。追及が支持率を下げたという証拠は無い、というのが正確な言い方で、影響がゼロだと証明したわけでもありません。

Q. 支持率が30%を割ると何が変わるのですか。

野党第一党の追及比が、30〜40%の月の0.23から、30%未満の月の0.44へ段階的に上がります。35%で切ると差が弱まり、40%では差が出ません。5年の間に30%を割った月は7か月で、すべて岸田内閣の2023年12月〜2024年9月です。

Q. テレビで見る国会と会議録は、なぜ印象が違うのですか。

NHKのテレビ中継は首相が出席する基本的質疑と集中審議に入るのが通例で、その場面は首相不在の質疑より追及比が高く(0.13→0.20)、委員長の制止が3.5倍あります。会議録全体の84%は政策側ですが、映る場面はその比率が下がります。

Q. 少数与党のときに国会は荒れましたか。

審議が止まる回数(速記中止)は、少数与党で委員長が野党だった第217回に28回と最も多く、大半は委員長が答弁のやり直しを求めて時計を止めた場面でした。一方でその会期の追及比は0.13と低く、閣法の修正が12本と最多でした。荒れの形が、追及から運営へ移った会期です。

Q. 野党の議員立法はなぜ法律にならないのですか。

理由はこのデータには出ません。出るのは、野党だけが提出した717本のうち705本(98%)が審議の入口に至っていないこと、成立したのは少数与党の第216〜217回と、維新・国民民主が与党側や協力側に回った第221回に集中していることです。多数派の下では審議されず、数が拮抗すると通る、という事実までです。

Q. この記事は野党を批判しているのですか。

していません。数えた結果は、野党の質問の大半が政策側であること、追及は支持率が落ちた後に増えること、審議が止まるのは数の配置で決まること、議員立法は審議されないこと、の4点で、どの政党の評価も処方箋も書いていません。追及は野党の職務であり、その配分をどうすべきかはこのデータからは出ません。

Q. 野党が政府を批判することは、悪いことなのですか。

いいえ。政府を監視し、国会で追及して答弁を引き出し、行政の問題を明らかにすることは、議会制民主主義における野党の正当な機能です。本稿の結論は「批判ばかりは事実ではない」であり、政権批判の否定ではありません。予算委員会で審議が止まった場面の大半も、答弁のやり直しを求めるものでした。

Q. 野党にとって、政権批判は選挙戦略として合理的なのですか。

短い時間軸では合理的だと読めます。本体記事の実測で、野党が議席を伸ばしたのは内閣支持率が下がった局面に集中し、その局面で追及は増えています。ただし本稿で観測できるのは「支持率が下がった後に追及が増える」までで、追及が支持率を下げた証拠はありません。

Q. 政権批判ばかりすると、本当に政策能力が低下するのですか。

本稿はその因果関係を証明していません。書いているのは、政権批判には短期の報酬があり、政策の設計と人材と財源の説明には同じ短期の報酬が無い、というインセンティブ構造と、それと整合する本体記事の3つの観測(結びつきは訴えで動く、追及の担い手の支持は地域構造と結びついていない、支持率が戻ると追及で得た票は戻る)です。因果を示すことには限界があり、そのように捉えることは不自然ではない、というところまでです。

Q. では野党は政策提案だけをすべきなのですか。

いいえ。国会での監視機能と政策の提示は両立するもので、本稿は配分の処方箋を書いていません。数字で言えるのは、野党だけが提出した議員立法の98%が審議に至らず、政策側の仕事が外から見えにくいこと、そして政策の成立を最もよく分けていたのは追及の量ではなく議席の配置だったことです。


APPENDIX A 調査対象と方法

項目内容
対象期間2021年10月4日(岸田内閣発足)〜2026年9月(会議録は第221回国会の閉会 2026年7月25日まで、支持率は2026年9月調査まで)
対象国会第205〜221回(本会議)、第206〜221回(予算委員会。第205回は予算委員会の開会なし)
対象委員会衆議院予算委員会の本体(分科会・公聴会を除く)146会議、衆議院本会議248会議
会議録国立国会図書館 国会会議録検索システムの検索用API(meeting_list/meeting)から全文を取得。取得日 2026年9月16日
質疑者の扱い役職つきの発言(首相・大臣・副大臣・政務官・政府参考人)を答弁として除外。委員長・議長の議事進行を除外。会議録情報の行を除外
会派会議録の届出会派名を短縮名に正規化(対応表はAPPENDIX B)。与党側は第218回までが自民・公明、第219回以降は自民・維新
質問量質問者の発言の文字数(字数)。会派別・会議別・月別・会期別に合計
議案衆議院 議案情報の各回次の議案一覧と経過ページ(第211〜221回、1,498本)。取得日 2026年9月16日。成立=法律番号がある、または衆参とも可決・修正
支持率NHK世論調査の内閣支持率(毎月)と政党支持率。NHK選挙WEBの推移グラフから、内閣支持率は数値ラベルを転記、政党支持率はマーカー位置を機械で読み取り(精度±0.5pt)
内閣と会期の対応岸田=第205〜213回、石破=第214〜218回、高市=第219〜221回。会期の日付は衆議院の国会会期一覧
指標の固定語彙・除外規則・集計単位は計算前に定義書に書き、計算後に変更していない

APPENDIX B 「政権追及」と「政策」の分類基準

本稿の分類は、質問1本ごとの人手の分類ではなく、計算前に固定した語彙の出現数によります。質問の話題を語で数え、口調は数えていません。読者が「政権追及」「政策提案」などの分類として読み替える場合の対応は次のとおりです。

読み替えたい分類本稿で対応する指標含まれないもの
政権追及(政府・閣僚の責任、矛盾、不正を問う)追及側の語彙17語の出現数(疑惑・説明責任・辞任・隠蔽・不適切・裏金・政治資金・責任・虚偽・疑念・不記載・統一教会・献金・更迭・不祥事・疑い・隠し)語を使わない追及(事実関係の詰問など)
制度追及(制度・行政運用の問題を問う)政策語に含まれる(制度・予算など)追及と制度の区別はしていない
政策提案(自党の政策・対案の提示)政策側の語彙22語の出現数(話題の測定)(法案・制度・予算・財源・減税・給付・賃金・物価・年金・医療・介護・教育・子育て・防衛・外交・経済・産業・農業・災害・エネルギー・手取り・社会保障)と、議員立法の提出本数(APPENDIX H)提案か批判かの口調の区別
法案修正(政府案への具体的修正)閣法の修正数(APPENDIX H)修正の内容
事実確認分類していない
審議の停止・荒れ速記中止、空転号(主指標)。ヤジ、静粛に、動議、中断は補助指標

追及比=追及語÷(追及語+政策語)。「責任」は「説明責任」と重なって二重に数えますが、両方が追及語なので比率にはほぼ影響しません。「予算」は予算委員会の性質上どの発言にも出るので、政策語の中で最大になることを前提に読みます。語彙と会派の対応表のCSVは appendixG_lexicon.csv

APPENDIX C 政党別・会期別の推移

第5章の表と同じ内容のCSVです(会派×会期の追及比、質問2万字未満は欠損)。appendixC_party_session.csv。会派別に会期を追うと、追及の担い手が野党第一党に固定されていること、材料の出た会期(第210回・第213回)だけ全党が動くことが数字で見えます。

APPENDIX D 選挙結果との接続

本稿は、野党の政策能力と支持率の因果関係までは検証していません。選挙における支持基盤の移動(どの党から、どの社会層の票が、どこへ動いたか)は、本体記事 職業で、投票先はどれだけ決まるのか の7.1(党と地域属性の結びつきの固定度)、8.5(動かせる要素の一覧)、APPENDIX F(票の流れの推定)、APPENDIX L(党×変数×5選挙の相関)で扱っています。本稿の最終章はそれらを参照した整合の確認であり、検証は本体記事の側で続けます。

APPENDIX E 会期表(第207〜221回)

会期ごとの内閣支持率、予算委員長、野党全体と第一党の追及比、速記中止、本会議の不信任案・解任案、議案の成立数。appendixA_sessions.csv

APPENDIX F 月次データ(2020年11月〜2026年9月)

内閣支持率、政党支持率、会期、選挙、予算委員会の野党の質問字数・追及語・政策語・追及比・荒れの指標、本会議の指標。appendixB_monthly.csv

APPENDIX G 会議ごとの指標(146会議)

会議ごとの日付、首相出席、集中審議の有無とテーマ、テレビ中継への言及、野党の質問字数、追及比、速記中止、ヤジ、静粛に、動議、中断、空転号。appendixD_meetings.csv

APPENDIX H 議案(第211〜221回・1,498本)

会期別の集計 appendixE_bills_by_session.csv、会派別の衆法の提出と成立 appendixE2_bills_by_party.csv、全議案の一覧(種類・件名・提出会派・衆参の結果・公布) appendixE3_bills_all.csv。継続審査の議案は最初に載った会期に1回だけ数えています。

APPENDIX I 本会議の月次指標

不信任決議案・解任決議案の上程、記名投票、討論、議長の制止、ヤジ、空転号、会派別の質問字数。appendixF_honkaigi_monthly.csv

APPENDIX J 内閣支持率・政党支持率(NHK)

内閣支持率は2013年1月〜2026年9月の毎月の値、政党支持率は2020年11月〜2026年9月(機械読み取り、疑わしい値には印)。appendixH_approval.csv

APPENDIX K 年表(コラムの出典)

appendixI_events.csv

APPENDIX L 「84%」の計算元 ── 会期別の野党の質問字数と語彙の出現数

冒頭の「84%」は、野党の質問に含まれる追及側・政策側の語彙の出現数の比率です。会期別の元データを載せます(会派別はAPPENDIX F・Gの月次・会議別CSVから再計算できます)。

回次会期野党の質問字数追及側の語彙(回)政策側の語彙(回)追及比政策側の比率
2072021-12149,276657130.0892%
2082022-01〜06954,3053213,9470.0892%
2102022-10〜12341,1995191,6160.2476%
2112023-01〜06842,0214323,8630.1090%
2122023-10〜12350,4153801,7370.1882%
2132024-01〜06924,1752,0853,0940.4060%
2162024-11〜12259,3003501,4590.1981%
2172025-01〜061,030,3108325,7610.1387%
2182025-08・0946,227432870.1387%
2192025-10〜12301,1942001,7980.1090%
2212026-02〜07800,1813164,3380.0793%
合計第207〜221回5,998,6035,54328,6130.1684%

【引用・転載について】
本記事は、事前のご連絡なしにご自由に引用・転載いただけます(CC BY 4.0)。引用の条件として、当記事へのリンク(出典明記)をお願いします。
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<a href="https://ai.jfsc.jp/research/yato-tsuikyu-japan/">「野党は批判ばかりしている」は、事実か ── 国会会議録5年分×内閣支持率で数えた|株式会社日本財務戦略センター</a>文章での出典表記:株式会社日本財務戦略センター「「野党は批判ばかりしている」は、事実か ── 国会会議録5年分×内閣支持率で数えた」(2026年9月16日) https://ai.jfsc.jp/research/yato-tsuikyu-japan/
※ 他機関(官公庁・調査会社など)の公表数値を含む箇所は、それぞれの元資料の利用条件に従ってください。

出典

集計スクリプトと指標の定義書は筆者が保管しています。数え方や記載に誤りがある可能性があります。お気づきの点はお問い合わせよりお知らせください。

五十嵐悠一
監修・執筆責任者
株式会社日本財務戦略センター 代表取締役。京都大学経済学部経営学科(マーケティングゼミ専攻)卒。損害保険ジャパン本店営業部(企業リスク・法務)を経て、東証上場M&A仲介会社にて多数の成約に従事。2020年に株式会社日本財務戦略センターを創業し、M&A・事業承継・財務戦略を専門としています。日本CFO協会認定 プロフェッショナルCFO M&Aエキスパート/中小企業庁 M&A支援機関登録事業者/一般社団法人M&A支援機関協会 正会員/中小M&Aガイドライン第3版 遵守宣言済です。

本稿は公開されている国会会議録・議案情報・世論調査の公表値を機械的に集計したものであり、特定の政党・議員についての評価や推奨、処方箋ではありません。
追及語・政策語の語彙は計算前に固定したもので、話題を数えており口調は数えていません。相関は因果を示しません。コラムの年表はWikipedia由来の項目を区別して記載しています。
集計や記載に誤りがある可能性があります。お気づきの点がありましたら、お問い合わせよりご連絡ください。速やかに確認のうえ対応いたします。

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